11.12.2008

清水寺の狛犬


 狛犬というのは通常「阿吽の呼吸」といわれるように、一体が口を開き(阿像)もう一体が口を閉じて(吽像)います。

がしかし、清水寺の狛犬は二体とも開口している阿阿像です。
何で!?調べてみますと。。。
 昔、人々は長い清水坂を歩いて上がってきました。やっと山門まで来たけれど、その表情は皆硬く、酷く疲れていました。そこで、皆が笑って参拝して欲しいという願いを込めて狛犬の口は両方が開いていると言います。
また、このような狛犬を「獅子吼(ししく)」というそうです。
なるほど、どおりで狛犬さんを見ると癒された気分になったのは、きっとそのせいですな。