9.15.2014

神の領域へ


祭りの期間中、北の聖地に足を踏み入れることは禁止されています。
マティが終わった翌日、聖地へ。


朝日が昇る前のイシキ浜。
ニライカナイへつながる聖地。
眼下に広がる広大な海は神々しくもあり、不気味であった。


なにかのメッセージなのか、
蝶がわたしの周りをクルクルヒラヒラ。


カーベル岬へ向かう途中にある、大きなガジュマル。
ガジュマルの木には、キジムナーという精霊が住んで
いると言われていて、本当にいそうな気がした。
いや、いる。


島の最北端、カベール岬へ。
琉球の創世神アマミキヨが降り立ち、国づくりを始めた地。


激しく岩肌にぶつかる波。
この辺りから雨が降って、雷も鳴ってきたので、
カベール岬をあとにして、フボー御嶽へ。


フボー御嶽は琉球の七大御嶽の一つであり、
男子禁制の地で、今は男女共に立ち入り禁止となっています。
また、人によっては強い霊気を感じ、倒れたり、近づけない人も。
私は霊感というものはないのですが、
御嶽に近づくにつれ不思議な体験をしました。


今まで、正常に動いていたカメラが作動しなくなり、
蜘蛛の撮影が最後となる。

フボー御嶽に到着してから、突如として雨があがり、
あたたかく包み込まれるような雰囲気に。
明らかに空気が違う。

自己紹介と感謝の気持ちをお伝えして、
去ると同時に再び雨が。

目に見えないものを見た気がした。
はっきりとは分からないが、何かのメッセージだと受け取り
神の領域から離れた。



翌日、カメラは魔法か、呪いから解けていくかのように
じわじわ復活。
神の仕業かな!