アトラス山脈を超え、サハラ砂漠の入り口メルーズガへ。
移動時間はバスで約10時間。
house13のスタッフさんから、道中「カスバ街道」という素晴らしい景色がありますよ〜
と聞いていたので、注意深く景色を眺めていましたが、いつのまにか居眠りしてた為、はっきり分かりませんでした。
しかし、モロッコ美しい景色です。
しかし、モロッコの運転手は運転が荒いんです。
写真なんて撮ってたら、吐きそうに。。。
クラクションは思いっきり鳴らすのが鉄則。
追い越した車はブイーーーーーン!!!って絶対に追い返す。
なぜか隣で一緒に走ってたバイクの方と喧嘩になり、バスで体当たりしようとしたり。
しまいには、なぜか乗客の人とも喧嘩したり。。。
今から締められるのであろう羊達の声が聞こえます。
命をいただくありがたさをを実感しました。
PM20:00 ようやくメルズーガへ到着。
バスを降りると、今回砂漠を案内していただく「ハサン」という、24歳・身長180㎝・砂漠色の顔の青年が待っているとのこと。
「客引きがいる為、名前を呼ばれるまで絶対に口を開いたらだめ。」と聞いていたので辺りを見回すとハサンのような青年が。
ハサンであろう青年が近より、私たちの名前を呼び「アイアムハサン」といった瞬間、40過ぎであろう男性が「アイアムハサン」と名乗り出る。
ハサンが二人。
青年のハサンを選び、ハサン宅へ向かう為、タクシーへ。
偽ハサンは諦めず、私のトランクをゴロゴロ何処かへ持っていく様子。
とうとう憤慨してしまった私はトランクを奪い返しタクシーへ。
ハサン宅で一休み。
既に、空は満点の星空。
ラクダに乗りいよいよ、砂漠のテントへ出発。
4時間程して到着。
途中、姉が乗っていたラクダが立ち止まってしまい、しばらく誰も気づかなかったというハプニングが。
「砂漠なのに、声が聞こえるな〜。誰かな〜。」
と思っていたら、姉でした。
「ラクダストッピングー。ラクダストッピングー。」
振り絞って出した声が鮮明に聞こえてきます。
その頃、姉は馴れない土地で生活をした為、お腹を壊していました。
ラクダはとまるのに、下痢はとまんない。
なんとも皮肉な出来事。